田村地方基幹相談支援センターでは、田村地方の様々な事業所からのリクエストに応えて出前研修会を開催しており、6月・7月に実施した研修を一部紹介します。1つ目は、NPO法人あぶくまヒューマンネット絆のきずなハウス様から「野中式事例検討を活用した本人支援を考える」をテーマとした研修です。野中式の根底となる「寄って集ってその人を理解する」ことを事業所の皆様と共に考えました。アンケート内にも「またやりたい」という声を頂き、実践を繰り返しながら、共に生きる地域住民として寄り添い・支え合うことを目指していければと思います。2つ目は、当センターと同法人である社会福祉法人福島県福祉事業協会全体の虐待防止委員会及び身体拘束適正化委員会委員向け「虐待を未然に防ぐ組織風土つくり」をテーマとした研修です。虐待の芽を摘むため、委員として今年度実践する企画書のワークや事象の背景を考える氷山モデルのワークを実施しました。ワクワクするような企画が目白押しで、今後の活動から目が離せません!
今後もこのような機会を通して、田村地方の福祉増進へ尽力していきたいと思います!